電波系美少女バーチャルインターネッツアイドル文野純がメッタメタ遊んでメッタメタ考えて勉強するゲヲログ姉妹サイト...

メニュー⇒ ソフトウェア 思想評論 数学 書評 歴史 統計 雑感 馬鹿企画

『IT天邪鬼企業』

『IT天邪鬼企業』

電子決済「ドコモ口座」で不正な引出し相次ぐ(2020年9月8日)

今回の件であたしは驚いた。丁寧に応じてくれた地銀のオペレーターが言っていたが、まったく件の企業と自分で口座連携してない銀行口座から、第三者に勝手に連携されて引き落としされる被害が報じられているという。どうやらどこぞの問題ある寡占企業のせいであり、地銀としても彼らの責任転嫁に困っているらしい。幸いなことにあたしの使っている地銀は、契約番号のようなものと組み合わさっているので、4桁の暗証番号のみで盗まれるとは限らないらしい(これまでの被害も報告されてないという)。それにしてもこの問題が生じてから、銀行に記帳に行ってみると、まったく人が並んでいない。タイムリーなトップニュースも総裁決定済みの菅によるデジタル庁案という、笑えない皮肉だ。

問題を簡潔にまとめてみると「勝手に口座連携させられてカネ奪われる」という単純な構図。一番いいのは、地銀のほうでチャージのプロセスまで完全に止めることだが、ほかの金融サービスをまともにやっている企業さんとの兼ね合いの問題でできないらしい。だから結局のところ根本的な解決になっていないという―新規登録は本部が命令し止める方針らしいが、最終的にはいまだどうともいえないのが現状とのこと―。つまり、どこぞの問題企業の責任転嫁というのが最終的な結論である。このように、日本の企業のIT技術に関する責任も義務も権利さえも杜撰なこと、これを『IT天邪鬼企業』と言わずして何と言えばいいだろうか?

無論、この報道がTVにも新聞にもトップに継続的に出てこない現状にも問題がある。「他のITサービスと連携していない口座は安全だ」という誤解がまかり通っているのは(あたしのように実際に銀行に行ってみると人が全くいないので)よくわかる。普通ならば今頃、地銀の局は人でごった返ししているはずなのだが、この問題は例の企業についていえるだけでなく、「大手だから」「我々の口座情報はいろんなITサービスに連携していなく安全だから」と思い込み、騙され洗脳されている我々消費者のほうについても同じことがいえる。

騙され社会的な関心を持たない我々も我々だが、事の発端を作ったこのような会社法人に責任があるのは当たり前だ。こんな天邪鬼体質の企業が都内にご立派な研究施設などもってなんになろうか?まずは、地道な本人確認からすべきことであることは明白なのに、それすらせず(するべきことをせず)、簡潔なサービスのかたちがいいと妄信する(しなくてもいいことをする)…これでは安心感がなくて当たり前だ。我々消費者はこういったキャリア企業をはじめとする『IT天邪鬼企業』に、常日頃騙されている。我々消費者ひとりひとりがオンブズマンなのだ、という自覚を持つことは至極大事なことだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする